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チップ適正額再考

磯仁様、コメントありがとうございました。

前の記事に関してですが、インドネシアだけでなく東南アジア全体で、昔の日本でいう「中流階級」が増えています。

ゆえにチップを奮発する客も比例していると考えられますが、すべてのローカル客が、それほど大盤振る舞いしているとは思えません。

彼女は「分布図」の上のほうだけ、抽出したのでしょう。

以前書きましたが、ホーチミンのマッサージ嬢がやはり、手コキだけなのに「他の客は50$くれる。100$くれる客もいる」といいましたが、その「客」は、シンガポールとかマレーシアからの旅行者です。

1970、80年代の邦人団体客がそうであったように、
・海外旅行慣れしていない 
・相場を知らない 
・旅先だから気持ちが大きくなる

つまり経験値が上がってくるまでは、ある程度、やむを得ないのかなと。

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海外出張・旅行の経験がまだ少ない読者様に、これだけは申し上げます。
ナイトライフでのチップと、通常時のチップは区分して考えてほしいのです。

夜遊びしている=大盤振る舞いを期待される、これは確かです。

でもその感覚で昼間も、風俗以外の場所でも大盤振る舞いするのは考え物です。

現行「ジャカルタ編」で紹介しております、ベテラン様のご意見を1つ転載します。

B様:

最近、日本メーカーや企業が現地に多くなり、一見さんの出張者が現地駐在につれられて来るケースが増えており、まさにいいなりのチップを払っているようです。

90分のマッサージ8万ルピアのチップすら3万も渡していました。ちょっと信じられない。これがクオリティの低下とチップ高額請求につながっているようです。


管理人として、最近の読者様にひとつの「モノサシ」を提案させていただきます。

インドネシアにも数軒ある、中級チェーン・ホテルに併設されたSPAで、担当の女性に月給を尋ねたことがあります。(オプションの無い、マジメなスパです)

60万ルピア、との答えでした。単純計算で6千円、日給換算で200円です。

日給200円で働く人々に、1回のマッサージで300円のチップをあげるなんて、B様が「信じられない」とおっしゃるのは当然だと思います。

インドネシアと大差のない水準であろう、ベトナム、カンボジア、ミャンマーでも同じスタンスで接するべきでしょう。

tag : インドネシアチップベトナムミャンマーカンボジアマッサージSPAジャカルタ風俗ホーチミン

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適正チップ額

ジャカルタに数年駐在している駐在員です。
適正チップ額についてあまりに間違った考え方をされているようなのでコメントさせていただきます。
ジャカルタの最低賃金は過去3年間で110万ルピアから220万ルピアと約2倍になっています。
SPAで働いている女性やゴルフのキャディーなど基本給が安い職種は、基本的にお客からのチップがないと
やっていけないのが現状です。例えばマッサージの料金が安いのは給料を安く抑えているからで、お客からの
チップ前提の給与水準になっています。
ちなみにゴルフのキャディーのチップの相場は現在15万です。
8万のマッサージに3万のチップをあげるのはおかしくもなんともありません。
また、遊び代の高い安いとチップは比例しません。
30万のやり屋に行っても100万のやり屋に行ってもチップの額は変わらないのが普通です。
現在の相場は最低10万、15万でもいいぐらいな感じです。ローカルも間違いなくそれ以上渡しています。
みなさん、他のことには結構お金を使うのにどうしてチップだけそんなにケチるのか理解に苦しみます。
チップは彼女たちの給与の一部なのです。
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