2016/11/24【バンコク空港】抜き打ち検査に注意!
磯仁様がバンコク・スワンナプーム空港で、邦人狙いの抜き打ち検査に遭ったそうです。
臨時更新でそのレポートを。
(夜遊びの現況レポは追ってUPします)
◎バンコク到着直後に
バンコクのスワンナプーム国際空港に直行便にて到着。
イミグレを抜け、手荷物検査も申告無しの緑のゲートを抜け、地下一階のARLに間に合うようにと急いでエスカレーターに向かっていると、不意に誰かから「Mr!」と声を掛けられる。
自分なのか?と思いその方向を見ると、警官と似たようなこげ茶色の上下の服に、左胸の辺りに階級章のようなものを付けた制服姿の人物が、おいでおいでをしている。
どうして自分が呼ばれるのか?と思って立ち止まっていると、係官?が近寄って来て、引いていたスーツケースを指差す。
手荷物にクレームをつけているようなので、「ちゃんとイミグレと税関申告を抜けて来た」と英語で言うも、その係官?は、なおもスーツケースを指差してここだけ英語で「シガレット、リカー」と言う。
◎抵抗してみたけれど
少し冷静になってみて思い当ったのが、タバコの超過持込みの不意打ち検査。
何故か日本人だけが狙い撃ちにされ、規定以上のタバコを持っているとその場で多大な罰金を支払わされるというアレ。
確か廃刊前の「アジアン王」のマンガにもあったような・・・・。
まさか大の嫌煙家の当方に何故?と思い「貴方は何者だ?何故当方を検査するのか?」と係官?に文句を付けたところ、その係官?は不敵な笑みを浮かべると、すぐに奥に居た同じ制服を着た係官?らを呼び出す。
どこかに連れ込まれて何かを手荷物に仕込まれては大変だと思い、「ここで開けようか?」とスーツケースを倒すと一人が奥を指差す。別室で検査のようだ。
無言の圧力の中、不本意ながら三人に囲まれその別室へと向かう。
◎検査の模様
そこは到着フロアにある一時手荷物預かり所の手前にありました。
簡素な事務所のようになっており、中にはエラそうな女性係官?と若い女性係官?がおりました。
計5人に囲まれて、その中で一番エラそうな女性係官?が英語で奥の台を指差して「スーツケースを開けろ」と言うので、こちらも「貴方は警察官か?イミグレなのか?何の目的で調べるのか?」と再度問うと、「警察では無い、○○セクションだ。タバコとリカー(酒)の持ち込みを調べる為だ」と言う。どうやらニセ者ではなさそうだ。
最初の係官に聞いても彼は何も答えなかったぞ、と言うと女性係官は「彼は英語が出来ない」と。
続けて「おまえは何を怒っているんだ?」と言うので「当たり前だ!誰なのかも何の目的かも説明せずに連れて来られたんだから。こちらはARLに乗るのに急いでいるんだ」と声を荒げて言うと、女性係官は「おまえは何人だ?」と聞く。
日本人と答えると、壁に貼ってある紙を指差し「これを読め」と言う。そこにはタイ語、英語、最後に日本語で「暴力その他の行為は2,000Bの罰金云々」と書いてある。さらに係官は「読んだか?」と。
どこまでも権威を笠に着た最低の奴である。
もともと日本人だと判っているから連れて来ているだろうに。
これ以上モメてもしょうがないので台にスーツケースを広げて開けると、女性係官が二人寄って来て中身を調べる。
さらに若い方は当方が持っていたショルダーバックも開けて中身を調べる。
その間当方は、何かを仕込まれないかだけを凝視していました。何も入っていないので彼らも拍子抜けした様子。
最後に当方、「タバコだって?当方はタバコなど吸わない、どころか大嫌いだ」と勝ち誇ったように言うと、「おまえが吸わなくても人にあげる為に持っている場合もある」とのたまう。
ああ言えばこう言うで本当に不愉快である。
ともあれタバコやお酒の規定以上の持込みは確かに違法なので注意すべきです。
≪mako様のコメント≫
日本人だけが狙い撃ちされてるとは思わないけど、酒と煙草は気をつけた方が良さそうですね。
中国人対策なのか最近は空港職員がアジア系の外人に対し横柄になった。
≪管理人の返信≫
邦人だけ、ではないと思いますが、煙草を制限以上に持ち込もうとするのは日本人くらい?と想像いたしますが、どうなんでしょうね。