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辿りついた置屋地帯

今回のジャカルタ遠征で最大の冒険だったのは、案内役も無しに、夜更けに潜入した置屋地帯です。
ブログの影響力を考慮し、地名は伏せさせて頂きます。


それは私がまだ、このブログを始める前のこと。

初遠征の前に、ジャカルタのナイトライフ情報を調べていて、▲☆◆※◇という地名を英語板で見つけました。

他のHPやらと合わせ読むに、どうやらローカルの置屋があるらしいことはわかりました。

しかしあまりに情報がアバウト過ぎて、辿り着くのは難しいだろうなぁ、と潜入を断念したんです。

一度、ブルーバードで他のスポットに向かう途中に聞いてみたんですが「よくわからない」と言われ、そのまま忘れていました。

今回、市内をウロウロしていた際に見つけたんです。その地名が入った案内標識を。あぁ、そうか。ここから近いんだな、と。

それでバイタクに「見るだけだから」と連れていってもらうことに。

治安の悪そうな場所なので、カード等が入った財布は部屋に置き、携帯も持たず、最小限のお札をポケットにネジ込み、いざ出陣!

ジャカルタの標識

日付も変わろうという時間、すれ違う車も無い薄暗い通りをバイタクは疾走していきます。

途中、ポツンと光っていた路傍のワルンに、男が数名たむろっていました。

バイタクはそこで停まり、すぐに男のひとりが近寄ってきます。

「何だ、このヨソ者は?」と言いたげな、鋭い目つきです。

バイタク運転手と何か話し込んでいます。しまった!見るだけ、なんて言うべきじゃなかったか、、、

鋭い目つきの男が私に英語で「どこから来た?」と。

正直に日本、と答えた瞬間、男の目つきが急に優しくなり、微笑さえ浮かべて「おぅ、入りな!」みたいに奥へと通されました。

後で聞いたら、日本人もそれなりに来ているそうで、諸先輩の振舞が良かったからだな、と感謝の念が湧きましたね。

鉄の扉を開き、暗い部屋を抜け、どんどん奥に。最後のドアを開くと、広い応接室みたいな空間が。

なんかコレ、どこかで似た所があったなぁ、と思い出したのがプノンペン63stの「泥棒置屋」です。

道路から営業がわからないよう、入り口の部屋は電気をつけないんですね。

しばし待たされ、尾根遺産たちの登場です。全部で13名。年齢は20代後半、でしょうか。

ルックスはそこそこ。トラベルやスタジアムより下、置屋長屋より上、といった印象です。

ところがスタッフに値段を聞いてビックリ!!!

ショート2時間が45万、3時間65万、朝までロングは90万。ショート用の、上のヤリ部屋は満室だそう。基本はテイクアウト。

ローカルの遊び場だろうからショート20万以下だろうと勝手に想像していたんですが、違いました。

いろいろ総合的に考えると、これは華僑系の遊び場なんでしょう。

何より、スタッフが出入りした別のドアの奥で、ここのオーナーらしき中国人顔が、ふんぞり返ってタバコをふかせていたので。

さて、元より見学だけのつもり。持ち金は完全に足りないし、クレジットカードも持ってない。

カネを持たずに来た、なんてバレたら大変。あとはどうやって断るか、です。

私「早い時間なら、もっと人数は増える?それなら明日出直すけど。」
男「いや、ストックはこれで全部だ。」(あれ?上は満室って言ったのに)
私「タイプの小柄で細身がいないんだよね。」
男「いや、あの子とその子は細身だぞ。」
私「・・・・それに、高いし。」
男「高くなんてあるものか!トラベルより安いゾ。」
私「トラベルなら30万でしょ?45万は高いじゃん!」
男「トラベルのロングならいくらか知ってるか?ウチは2時間ゆっくり遊べるんだぜ。」
私「知ってるけど、僕はロングは苦手でさ。。。ほら、もう若くないだろ? ショートで十分なんだ。
  それにみんなそこそこカワイイけど、タイプじゃないのに45万はちょっとなぁ。」
男「・・・・」

そして男の合図で、尾根遺産たちは一斉に立ち上がって去りました。

やれやれ。。。そこでスッと立ち上がり、「いろいろありがとう!」と握手を求めたら、「いや、いいんだ。」と。

ここで話題をスイッチ。
私「日本人は来たりする?」
男「あぁ、来るよ。」
私「日本人はロングで遊ぶのが好きなんだよね。でも僕は違うんだ。他の日本人なら、きっと喜ぶだろうね、この店。」
男「そうなのか。」

おだて作戦が効いたようなので、「じゃあね!」と歩き出す私。

かくしてドキドキものの潜入は終了。一応、動画も撮れたし。ドッと疲れを感じ、2軒目に回ることなくホテルに直帰しました。

そのときに撮影した動画がこちらです。

ジャカルタの穴場

動画を最後までご覧いただくと、暗い部屋の先に明るい出口が、、、泥棒置屋に例えた感じがご理解いただけるかなぁ、と思います。

tag : ジャカルタ置屋ナイトライフ風俗動画尾根遺産トラベルロングプノンペンスタジアム

コメント

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Re: No title

ジャカルタ駐在K様、いつもありがとうございます。

帰国した今になって思い返すと、
ろくに情報もない場所にひとりで行くのは
リスク管理が足りなかった気もしています。

その前日、もっと凄まじい場所をいくつか
ガイドつきとはいえ見ていたので、感覚がマヒしていたんですね。

No title

いやぁ。どこだかさっぱり検討もつきませんが、勇気ありますねぇ!
いずれにしろ、気をつけてくださいね。
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