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【要注意!】ジャカルタの悪徳警官は今も

少し前にコメント欄で、suka nona dong! 様の入管でのやり取りに関して他の方からも関心をお寄せ頂きました。

また以前の、悪徳警官の記事については、その後初ジャカルタ遠征を予定・検討していらっしゃる方々から、直接メールでも複数、お問い合わせ頂きました。

この手の情報にもニードが少なからずある、と感じていたところにミスターX様から、生々しく苦々しい報告を頂きましたので紹介いたします。

ブルーバード:ジャカルタのタクシー

アジアナイトウォーカー様、ご無沙汰しております。

先日ジャカルタに行ったのですが、空港に向かう途上、警官から強請りを受けてしまいまして、同胞への注意喚起になればと思い、恥の上塗りではございますが、報告させていただきます。

貴ブログの7月のエントリーにも注意喚起がございましたが、うまく回避することができませんでした。

朝3時頃、マンガブサル通りの宿を出て、流しのブルーバードを捕まえました。

空港に行きたいと言うと、運転手から「パスポートは持ってるか? 警官が検問しているぞ」とあり、もちろん持っている、と答えました。マンガブサルを東に進み、次の通りを北上してまもなく、警官の検問がありました。

警官から「パスポートを見せろ」とあり、見せます。ノービザで入国していました。スタンプには”Tourism Purpose Only”の文字があります。

「インドネシア語はできるか?」「できない」「じゃあボスと話してもらう」というやり取りのあと、英語が流暢なボスがやってきます。

警官

「日本人か。飛行機は何時だ?」 「**時の飛行機だ。もうすぐだよ」

ここからが問題でした。(パスポートを取って見られる)

「お前のパスポートは、警察署に行ってスタンプを貰っていない。Businessなら問題ないが、Tourismなら、入国後2日以内に警察署に行ってスタンプを貰わなければならない」

「そんなことは知らない。入国時も言われていない」(警官がパスポートを自分の胸ポケットに入れる)

「入国時に看板があったはずだ。違反だから、署まで来てもらう。署が開くのは9時だから、お前は飛行機には乗れない」

「何だって? この飛行機に乗れないと困る。変更できないチケットなんだ」

「ダメだ。署まで来てもらう。タクシーに料金を払って帰ってもらえ」

「どうしたらいいのか」

「お前をここで助けることもできる。1000万ルピア払えばいい。USDなら800ドルだ」

「何だと? そんなに持っていない。財布を見てみろ(61USDと17万ルピア)」

「署に来てもらう」

「友達がホテルに居る(嘘)。彼が金を持っている。戻らせてくれ」(オジェックを使って検問を抜けるルートを行こう、と考えました)

「駄目だ。署に来い」
「なんとかしてくれ」
「ATMに行って金を降ろしてこい」
「無理だ。一日の限度額があるんだ。125万ルピアまでのはずだ」
「何だと。クレジットカードのPINを教えろ、部下に行って確認させる」
「(さすがに恐怖を感じて、わざと返答せず) いや、限度額が125万なんだ」

「(部下を読んできて) お前、こいつと一緒にATMに行って確認してこい」(バイクに乗って近所のATMへ。PINは見せない。このATMは限度額が250万ルピア)

「ほら、限度額があるだろ」

「(画面表示を見て)200万ルピアをおろせ」
「・・・わかった」(バイクに乗って戻る)
(ボス)「いくらだった」
(私)「200万だ。これ以上は一日には引き出せない」

「(不満そうな顔で)署に行けば、400万ルピアの罰金だった。この額は小さい。感謝しろ」(握手され、パスポートを戻される)

パスポートと警官

タクシードライバー 「Tidak Bagus、一体いくら取られたんだい?」

「200万だよ、Fuck!!」

「もう俺が運転しているだけで、日本人3人が同じようにやられてるよ。彼らは500万ルピア取られてたね」

「空港へ行くって言わなければよかったのかな、それとも日本語しか出来ない振りをすればよかったかな」

時間を稼いでやる気を削がせるとか、警官の名前をメモするとか、現場の写真を撮るとかも考えましたが、揉めて飛行機に乗れなくなるリスクと天秤にかけて、行えませんでした。悔しく、残念です。

  ~  ~  ~

ミスターX様、嫌な記憶を辿って頂き、御礼申し上げます。

私の推測では、日本行の早朝便を利用される乗客が、完全に狙い撃ちされているように思います。所持金もそこそこあるし、フライトに遅れるわけにはいかない、その日本人らしい【気まじめさ】に、付け入られているのでは?

しかもタクシーが空港に向かう際のルートは大体決まってますし、その時間帯に高速を利用するタクシーといえば・・・ですよね?他に車の通行量が少ないこともあって、カモが発見しやすいのでは?

さらに、現地語が出来ないうえ、不慣れで「ルールはこうなっている!」と警官に言われたら文句も言えない人が大半でしょう。

少なからぬ邦人が被害に遭っているはずです。現地の大使館とかから、何とか手を回せないんでしょうか。あるいは「じゃかるた新聞」さんに突撃取材してもらうとか?

そりゃ、無理ですかね。

各人ができる対策ですが、もちろん効果の保証は出来ませんけど、「フライト時間が迫っている」 という弱みを握らせないことがキモかと。

例えば 「空港に友人の見送りに行く」 とかなら?
あ、でも「観光目的」の入国で、それはない、ですね。

ガンビルから (あるいはブロックMから) ダムリ社のバスで空港へ、これなら検問に遭わずに済みますけど・・・・

それともタクシーには高速道を使わせず、早めに出発して一般道で行くとか、別の場所から高速道に入るよう、運転手に指示するとか。

せっかくルピア安で夜遊びコスパの高いジャカルタなのに、こんなリスクがあっては、ビギナーの皆さんは、ご不安でしょう。

現地にお詳しい皆さま、対策に妙案があれば、ぜひご一報くださいませ!


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tag : ジャカルタ入管警官ブルーバードマンガブサルブロックM夜遊び

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